移行ガイダンス
.NET Framework 4 で、Microsoft は Windows Workflow Foundation (WF) の 2 番目のメジャー バージョンをリリースしました。 WF は WinFX でリリースされ (これは System.Workflow.* 名前空間内の型を含んでおり、現在では WF3 と呼ばれています)、.NET Framework 3.5 で強化されました。 WF3 は .NET Framework 4 にも含まれていますが、新しいワークフロー テクノロジ (System.Activities.* 名前空間内の型であり、WF4 と呼ばれます) と共存しています。 WF4 の導入時期を検討する場合は、最初にそのタイミングの管理を認識することが重要です。
WF3 は、.NET Framework 4 で完全にサポートされています。
WF3 のアプリケーションは、変更しなくても .NET Framework 4 上で実行され、引き続き完全にサポートされます。
新しい WF3 アプリケーションを作成することも、既存のアプリケーションを Visual Studio 2012 で編集することも可能で、それらは完全にサポートされます。
そのため、.NET Framework 4 を導入するかどうかの決定は、WF3 (System.Workflow.*) から WF4 (System.Activities.*) に移行するかどうかの決定とは切り離して考えます。 このトピックでは、WF の移行のガイドラインへのリンクを提供し、WF3 および WF4 での作業に関する情報を提供します。
WF の移行に関するホワイト ペーパーとクックブック
WF の移行の概要
WF3 と WF4 の関係、および .NET Framework 4 のワークフロー テクノロジのユーザーまたは潜在的なユーザーとして使用できる選択肢について説明します。
WF の移行: WF3 を開発するためのベスト プラクティス
より簡単に WF4 に移行できるように、WF3 の成果物を設計する方法について説明します。
WF のガイダンス: 規則
.NET Framework 4 のソリューションへの規則関連の投資を促進する方法について説明します。
WF のガイダンス: ステート マシン ステート マシンのアクティビティがない場合の WF4 の制御フロー モデリングについて説明します。 このガイダンスは、.NET Framework 4 をターゲットとするワークフロー プロジェクトにのみ適用されます。 ステート マシン ワークフローは、プラットフォーム更新プログラム 1 のリリースに伴って .NET Framework 4.0.1 に追加され、.NET Framework 4.5 の一部として含まれていました。 .NET Framework 4.0.1 - 4.0.3 および .NET Framework 4.5 におけるステート マシン ワークフローの詳細については、「Microsoft .NET Framework 4 更新プログラム 4.0.1 の機能」と「ステート マシン ワークフロー」を参照してください。
WF の移行のクックブック: カスタム アクティビティ
WF3 のカスタム アクティビティを WF4 で再設計する場合のサンプルと手順について説明します。
WF の移行のクックブック: 高度なカスタム アクティビティ
WF3 キューを使用して子アクティビティを WF4 カスタム アクティビティとしてスケジュールする高度な WF3 カスタム アクティビティを再設計するための指針を示します。
%20 WF の移行のクックブック: ワークフロー
WF3 のワークフローを WF4 で再設計する場合のサンプルと手順について説明します。
WF 移行のクックブック: ワークフロー ホスティング
WF3 ホスティング コードを WF4 ホスティング コードとして再設計するための指針を示します。 この目的は、WF3 と WF4 のワークフロー ホスティングの主な違いを説明することです。
WF 移行のクックブック: ワークフロー追跡
WF3 追跡コードを再設計するための指針と、同等の WF4 追跡コードと構成を使用した構成を示します。
WF のガイダンス: ワークフロー サービス
事前定義アクティビティの一般的なシナリオ向けに、WF3 で作成した Windows Communication Foundation (WCF) Web サービス (一般にワークフロー サービスと呼ばれます) を実装するワークフローを WF4 を使用するように再設計するための詳細な手順を例を中心として示します。
関連項目
.NET