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方法: WorkflowServiceHost を使用して追跡を構成する

このトピックでは、WorkflowServiceHost でホストされている .NET Framework 4.6.1 ワークフロー サービスの追跡を構成する方法について説明します。 これは、Web.config ファイルにサービスの動作を指定することによって指定します。

構成での追跡の構成

  1. 次の例に示すように、<behavior> 要素を構成ファイルで使用して、EtwTrackingParticipant を追加します。

    <behaviors>
       <serviceBehaviors>
         <behavior>
           <etwTracking profileName="Sample Tracking Profile" />
         </behavior>
       </serviceBehaviors>
    </behaviors>
    

    Note

    前の構成サンプルでは、簡略化された構成を使用しています。 詳細については、「簡略化された構成」を参照してください。

    前の構成サンプルでは、EtwTrackingParticipant を追加し、追跡プロファイル名を指定します。 追跡プロファイルは、<tracking> 要素内の <trackingProfile> 要素で作成されます。 追跡プロファイルには、実行時にワークフロー インスタンスの状態が変化したときに生成されるワークフロー イベントを追跡参加要素が定期受信できるようにする、追跡クエリが含まれています。 追跡プロファイルを作成する方法を次の例に示します。

    <system.serviceModel>
        <tracking>
         <trackingProfile name="Sample Tracking Profile">
            <workflow activityDefinitionId="*">
               <workflowInstanceQueries>
                 <workflowInstanceQuery>
                    <states>
                       <state name="Started"/>
                       <state name="Completed"/>
                    </states>
                </workflowInstanceQuery>
             </workflowInstanceQueries>
           </workflow>
         </trackingProfile>
       </tracking>
    </system.serviceModel>
    

    追跡プロファイルの詳細については、「追跡プロファイル」を参照してください。

    追跡全般については、「ワークフロー追跡とトレース」を参照してください。

コードでの追跡の構成

  1. 次の例に示すように、コードで EtwTrackingParticipant を動作を使用して EtwTrackingBehavior を追加します。

    host.Description.Behaviors.Add(new EtwTrackingBehavior { ProfileName = "Sample Tracking Profile" });
    

    前のコード サンプルでは、EtwTrackingParticipant を追加し、追跡プロファイル名を指定します。 追跡プロファイルは、前のセクションで説明したように <tracking> 要素内の <trackingProfile> 要素で作成されます。

    追跡プロファイルの詳細については、「追跡プロファイル」を参照してください。

    追跡全般については、「ワークフロー追跡とトレース」を参照してください。 プログラムによる追跡の構成例については、「ワークフローの追跡の構成」を参照してください。

関連項目