NetTcpBinding アプリケーションからピア チャネル アプリケーションへの変換
WinFX を使用するクライアント間の接続は、その接続パラメーターを記述するバインディングを使用して作成できます。 ピアツーピア接続を使用するように .NET Framework アプリケーションを変換するには、クライアントを接続するときにこのテクノロジをサポートするバインディングが必要です。 ピア チャネルには、NetPeerTcpBinding と呼ばれるバインディングが用意されています。このバインディングは、NetTcpBinding と同じような方法で使用できます。 主な違いは、リゾルバー サービスの仕様とセキュリティ設定の定義です。
アプリケーションでリゾルバーとセキュリティの既定の設定を使用する場合、通常のクライアント/サーバー ベースのアプリケーションは、アプリケーションの構成ファイルでバインディング名を "NetTcpBinding" から "NetPeerTcpBinding" に変更するだけで、ピア チャネルを使用するように変換できます。アプリケーションのコード ベースを変更する必要はありません。