ICorProfilerInfo3::SetEnterLeaveFunctionHooks3 メソッド
FunctionEnter3、FunctionLeave3、FunctionTailcall3 の各関数で呼び出されるプロファイラー実装関数を指定します。
構文
HRESULT SetEnterLeaveFunctionHooks3(
[in] FunctionEnter3 *pFuncEnter3,
[in] FunctionLeave3 *pFuncLeave3,
[in] FunctionTailcall3 *pFuncTailcall3);
パラメーター
pFuncEnter3
[in] FunctionEnter3
コールバックとして使用される実装へのポインター。
pFuncLeave3
[in] FunctionLeave3
コールバックとして使用される実装へのポインター。
pFuncTailcall3
[in] FunctionTailcall3
コールバックとして使用される実装へのポインター。
解説
FunctionEnter3、FunctionLeave3、FunctionTailcall3 フックでは、スタック フレームと引数の検査が提供されません。 この情報にアクセスするには、COR_PRF_ENABLE_FUNCTION_ARGS
、COR_PRF_ENABLE_FUNCTION_RETVAL
、および/または COR_PRF_ENABLE_FRAME_INFO
フラグを設定する必要があります。 プロファイラーでは、ICorProfilerInfo::SetEventMask メソッドを使用してイベント フラグを設定してから、ICorProfilerInfo3::SetEnterLeaveFunctionHooks3WithInfo メソッドを使用してこの関数の実装を登録できます。
コールバックのセットは一度に 1 つしかアクティブにできず、最新バージョンが優先されます。 したがって、プロファイラーで SetEnterLeaveFunctionHooks2 メソッドと SetEnterLeaveFunctionHooks3
メソッドの両方を呼び出すと、SetEnterLeaveFunctionHooks3
が使用されます。
SetEnterLeaveFunctionHooks3
メソッドを呼び出すことができるのは、プロファイラーの ICorProfilerCallback::Initialize コールバックだけです。
必要条件
:「システム要件」を参照してください。
ヘッダー : CorProf.idl、CorProf.h
ライブラリ: CorGuids.lib
.NET Framework のバージョン: 4 以降で使用可能
関連項目
.NET