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CorMethodAttr 列挙型

メソッドの機能を記述する値が格納されます。

構文

typedef enum CorMethodAttr {  
  
    mdMemberAccessMask          =   0x0007,  
    mdPrivateScope              =   0x0000,  
    mdPrivate                   =   0x0001,  
    mdFamANDAssem               =   0x0002,  
    mdAssem                     =   0x0003,  
    mdFamily                    =   0x0004,  
    mdFamORAssem                =   0x0005,  
    mdPublic                    =   0x0006,  
  
    mdStatic                    =   0x0010,  
    mdFinal                     =   0x0020,  
    mdVirtual                   =   0x0040,  
    mdHideBySig                 =   0x0080,  
  
    mdVtableLayoutMask          =   0x0100,  
    mdReuseSlot                 =   0x0000,  
    mdNewSlot                   =   0x0100,  
  
    mdCheckAccessOnOverride     =   0x0200,  
    mdAbstract                  =   0x0400,  
    mdSpecialName               =   0x0800,  
  
    mdPinvokeImpl               =   0x2000,  
    mdUnmanagedExport           =   0x0008,  
  
    mdReservedMask              =   0xd000,  
    mdRTSpecialName             =   0x1000,  
    mdHasSecurity               =   0x4000,  
    mdRequireSecObject          =   0x8000,  
  
} CorMethodAttr;  

メンバー

メンバー 説明
mdMemberAccessMask メンバー アクセスを指定します。
mdPrivateScope メンバーを参照できないことを指定します。
mdPrivate 親の型だけがメンバーにアクセスできることを指定します。
mdFamANDAssem このアセンブリのサブタイプだけがメンバーにアクセスできることを指定します。
mdAssem このアセンブリのいずれでもメンバーにアクセスできることを指定します。
mdFamily 型およびサブタイプだけがメンバーにアクセスできることを指定します。
mdFamORAssem 派生クラスおよびアセンブリ内の他の型がメンバーにアクセスできることを指定します。
mdPublic スコープへのアクセス権を持つすべての型からメンバーにアクセスできることを指定します。
mdStatic メンバーがインスタンスのメンバーとしてではなく、型の一部として定義されることを指定します。
mdFinal メソッドをオーバーライドできないことを指定します。
mdVirtual メソッドをオーバーライドできることを指定します。
mdHideBySig メソッドが名前だけではなく、名前と署名で非表示になるように指定します。
mdVtableLayoutMask 仮想テーブルのレイアウトを指定します。
mdReuseSlot 仮想テーブルでこのメソッドに使用されるスロットを再利用することを指定します。 既定値です。
mdNewSlot メソッドが仮想テーブルで必ず新しいスロットを取得することを示します。
mdCheckAccessOnOverride メソッドを参照可能な同じ型でオーバーライドできることを指定します。
mdAbstract メソッドが実装されないことを指定します。
mdSpecialName メソッドが特別であること、およびその名前により内容が説明されていることを指定します。
mdPinvokeImpl メソッドの実装が PInvoke を使用して転送されることを指定します。
mdUnmanagedExport メソッドがアンマネージド コードにエクスポートされたマネージド メソッドであることを指定します。
mdReservedMask 共通言語ランタイムで内部使用するために予約されています。
mdRTSpecialName 共通言語ランタイムがメソッド名のエンコードをチェックする必要があることを指定します。
mdHasSecurity メソッドにセキュリティが関連付けられていることを指定します。
mdRequireSecObject メソッドが、セキュリティ コードを含んでいる別のメソッドを呼び出すことを指定します。

必要条件

:システム要件」を参照してください。

ヘッダー: CorHdr.h

.NET Framework のバージョン: 1.0 以降で使用可能

関連項目