ModuleBindInfo 構造体
参照されるモジュールとそれを含むアセンブリに関する詳細情報を提供します。
構文
typedef struct _ModuleBindInfo {
DWORD dwAppDomainId;
LPCWSTR lpAssemblyIdentity;
LPCWSTR lpModuleName
} ModuleBindInfo;
メンバー
メンバー | 説明 |
---|---|
dwAppDomainId |
参照先のモジュールの読み込み元である IHostAssemblyStore::ProvideModule メソッドへの呼び出しによって返される IStream の一意の識別子。 |
lpAssemblyIdentity |
参照されたモジュールを含むアセンブリの一意の識別子。 |
lpModuleName |
参照先モジュールの名前。 |
解説
パラメーターとして ModuleBindInfo
は IHostAssemblyStore::ProvideModule
に渡されます。 ホストから、一意の識別子 dwAppDomainId
が共通言語ランタイム (CLR) に提供されます。 IHostAssemblyStore::ProvideAssembly メソッドへの呼び出しが返されると、ランタイムによって識別子が使用され、IStream
の内容がマッピングされているかどうかが判断されます。 その場合、ランタイムではストリームが再マッピングされるのではなく、既存のコピーが読み込まれます。 また、ランタイムによって、IHostAssemblyStore::ProvideAssembly
メソッドへの呼び出しから返されるストリームの参照キーとしても、この識別子は使用されます。 このため、識別子はモジュール要求とアセンブリ要求に対して一意である必要があります。
必要条件
:「システム要件」を参照してください。
ヘッダー: MSCorEE.idl
ライブラリ: MSCorEE.dll にリソースとして含まれます
.NET Framework のバージョン: 2.0 以降で使用可能
関連項目
GitHub で Microsoft と共同作業する
このコンテンツのソースは GitHub にあります。そこで、issue や pull request を作成および確認することもできます。 詳細については、共同作成者ガイドを参照してください。
.NET