ICLRMemoryNotificationCallback::OnMemoryNotification メソッド
コンピューターのメモリ負荷を共通言語ランタイム (CLR) に通知します。
構文
HRESULT OnMemoryNotification (
[in] EMemoryAvailable eMemoryAvailable
);
パラメーター
eMemoryAvailable
[in] コンピューターで現在発生しているメモリ不足を示す EMemoryAvailable 値のいずれか。
戻り値
HRESULT | 説明 |
---|---|
S_OK | OnMemoryNotification が正常に返されました。 |
HOST_E_CLRNOTAVAILABLE | CLR がプロセスに読み込まれていないか、CLR がマネージド コードを実行できないまたは呼び出しを正常に処理できない状態です。 |
HOST_E_TIMEOUT | 呼び出しがタイムアウトになりました。 |
HOST_E_NOT_OWNER | 呼び出し元がロックを所有していません。 |
HOST_E_ABANDONED | ブロックされたスレッドまたはファイバーが待機しているときに、イベントが取り消されました。 |
E_FAIL | 原因不明の致命的なエラーが発生しました。 メソッドにより E_FAIL が返された後、そのプロセス内で CLR が使用できなくなります。 後続のホスティング メソッドの呼び出しでは HOST_E_CLRNOTAVAILABLE が返されます。 |
解説
CLR では、IHostMemoryManager::RegisterMemoryNotificationCallback メソッドの呼び出しを使用して、OnMemoryNotification
のコールバックが登録されます。 ランタイムでは、メモリ リソースが不足していることをホストから報告されると、コールバックで返された情報を使用して追加のメモリが解放されます。
Note
OnMemoryNotification
を呼び出してもブロックされません。 常に、すぐに返されます。
必要条件
:「システム要件」を参照してください。
ヘッダー: MSCorEE.h
ライブラリ: MSCorEE.dll にリソースとして含まれます
.NET Framework のバージョン: 2.0 以降で使用可能
関連項目
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