ISymUnmanagedBinder2::GetReaderForFile2 メソッド
メタデータ インターフェイスとファイル名が指定されると、モジュールに関連付けられているデバッグ シンボルを読み取る正しい ISymUnmanagedReader インターフェイスが返されます。
このメソッドでは、ISymUnmanagedBinder::GetReaderForFile メソッドよりも広範囲にプログラム データベース (PDB) ファイルが検索されます。
構文
HRESULT GetReaderForFile2(
[in] IUnknown *importer,
[in] const WCHAR *fileName,
[in] const WCHAR *searchPath,
[in] ULONG32 searchPolicy,
[out,retval] ISymUnmanagedReader **pRetVal);
パラメーター
importer
[in] メタデータ インポート インターフェイスへのポインター。
fileName
[in] ファイル名へのポインター。
searchPath
[in] 検索パスへのポインター。
searchPolicy
[in] シンボル リーダーの検索を行う際に使用されるポリシーを指定する CorSymSearchPolicyAttributes 列挙型の値。
pRetVal
[out] 返された ISymUnmanagedReader インターフェイスに設定されるポインター。
戻り値
メソッドが成功した場合は S_OK、それ以外の場合は E_FAIL またはその他のエラー コード。
必要条件
ヘッダー: CorSym.idl、CorSym.h
解説
このバージョンのメソッドでは、モジュールのすぐ横にある領域以外でも PDB ファイルを検索できます。 検索ポリシーは、Corsymsearchpolicyattributes を組み合わせることで制御できます。 たとえば、AllowReferencePathAccess | AllowSymbolServerAccess
では、実行可能ファイルの横にある PDB とシンボル サーバー上にある PDB が検索されますが、レジストリのクエリが実行されたり、実行可能ファイルのパスが使用されたりすることはありません。 searchPath
パラメーターを指定すると、これらのディレクトリが常に検索されます。
関連項目
.NET