CorDebugBlockingObject 構造体
スレッドをブロックしているオブジェクトとスレッドがブロックされている具体的な理由を定義します。
構文
Typedef struct CorDebugBlockingObject
{
ICorDebugValue pBlockingObject;
DWORD dwTimeout;
CorDebugBlockingReason blockingReason;
} CorDebugBlockingObject;
メンバー
メンバー | 説明 |
---|---|
pBlockingObject |
スレッドでブロックしているオブジェクト。 このオブジェクトは、現在の同期状態の間だけ有効です。 同じ同期状態にある同じオブジェクト上で 2 つのスレッドがブロックしている場合、ICorDebugValue::GetAddress メソッドから同じ値が返されることがあります。 ただし、インターフェイスのポインターは同じ場合と異なる場合があります。 |
dwTimeout |
このミリ秒数を経過すると、ブロック操作がタイムアウトになります。値が INFINITE の場合、タイムアウトはありません。タイムアウト値は、残っている時間を指定するものではなく、ブロック操作の合計時間を指定するものです。 |
blockingReason |
このオブジェクトでスレッドがブロックされている理由。 |
解説
必要条件
:「システム要件」を参照してください。
ヘッダー: CorDebug.idl
ライブラリ: CorGuids.lib
.NET Framework のバージョン: 4 以降で使用可能
関連項目
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