軽減策:パスのコロン チェック
.NET Framework 4.6.2 以降を対象とするアプリから、以前はサポートされていなかったパスをサポートするために (長さと形式の両方について) 数多くの変更が加えられました。 具体的には、適切なドライブの区切り構文 (コロン) のチェックがより正しく行われるようになりました。
影響
これらの変更は、以前は Path.GetDirectoryName メソッドと Path.GetPathRoot メソッドでサポートされていた一部の URI のパスをブロックします。
軽減策
Path.GetDirectoryName メソッドや Path.GetPathRoot メソッドでサポートされなくなった、以前は受け入れられていたパスの問題を回避するには、次のようにします。
URL からスキームを手動で削除します。 たとえば、URL から
file://
を削除します。Uri コンストラクターに URI を渡し、Uri.LocalPath プロパティの値を取得します。
Switch.System.IO.UseLegacyPathHandling
AppContext をtrue
に切り替えて、新しいパスの正規化を無効にします。<runtime> <AppContextSwitchOverrides value="Switch.System.IO.UseLegacyPathHandling=true" /> </runtime>
関連項目
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