dllMainReturnsFalse MDA
Note
この記事は .NET Framework に固有のものです。 .NET 6 以降のバージョンを含む、.NET の新しい実装には適用されません。
dllMainReturnsFalse
マネージド デバッグ アシスタント (MDA) は、DLL_PROCESS_ATTACH が原因で呼び出されたユーザー アセンブリのマネージド DllMain
関数が FALSE を返す場合にアクティブになります。
現象
DllMain
関数が、正しく実行されなかったことを示す FALSE を返しました。 DllMain
関数には通常、重要な初期化コードが含まれているため、これは原因不明の問題を引き起こす可能性があります。
原因
DllMain
関数は、ロード時の DLL 初期化の DLL_PROCESS_ATTACH が原因で呼び出されます。 FALSE が返された場合は、その DLL 初期化が失敗したことを意味します。
解決方法
失敗した DLL の DllMain
関数のコードを分析し、初期化エラーの原因を特定します。
ランタイムへの影響
この MDA は CLR に影響しません。 DllMain
の戻り値に関するデータのみを報告します。
出力
DLL_PROCESS_ATTACH が原因で呼び出された DllMain
関数で FALSE が返されたことを示すメッセージ。 この MDA は、DllMain
がマネージド コードで実装された場合にのみアクティブになることに注意してください。
構成
<mdaConfig>
<assistants>
<dllMainReturnsFalse />
</assistants>
</mdaConfig>
関連項目
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