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手順: アクセスキーとテキストの折返しを持つコントロールを作成する方法

この例では、アクセス キーを持ち、テキストの折り返しをサポートするコントロールを作成する方法を示します。 この例では、Label コントロールを使用してこれらの概念を説明します。

ラベルにテキスト折り返し機能を追加する

Label コントロールは、テキストの折り返しをサポートしていません。 テキストの折り返しをサポートする要素を別に用意して、それをラベルの中に入れ子にすることで、複数行にわたるラベルを作成できます。 次の例では、TextBlock を使用して、複数行のテキストを折り返すラベルを作成する方法を示します。

<Label Width="200" HorizontalAlignment="Left">
  <TextBlock TextWrapping="WrapWithOverflow">
    A long piece of text that requires text wrapping
    goes here.
  </TextBlock>
</Label>

アクセス キーおよびテキスト折り返し機能をラベルに追加する

アクセス キー (ニーモニック) を持つ Label が必要な場合は、Label内にある AccessText 要素を使用します。

LabelButtonRadioButtonCheckBoxMenuItemTabItemExpanderGroupBox などのコントロールには、既定のコントロール テンプレートがあります。 これらのテンプレートには、ContentPresenterが含まれています。 ContentPresenter で設定できるプロパティの 1 つは RecognizesAccessKey="true" です。このプロパティを使用して、コントロールのアクセス キーを指定できます。

次の例は、アクセス キーを持ち、テキストの折り返しをサポートする Label を作成する方法を示しています。 テキストの折り返しを有効にするには、TextWrapping プロパティを設定し、下線文字を使用してアクセス キーを指定します。 (下線文字の直後の文字がアクセス キーです)。

<TextBox Name="textBox1" Width="50" Height="20"/>
<Label Width="200" HorizontalAlignment="Left"
       Target="{Binding ElementName=textBox1}">
  <AccessText TextWrapping="WrapWithOverflow">
    _Another long piece of text that requires text wrapping
    goes here.
  </AccessText>
</Label>

関連項目