方法: テキストのトリミングを有効にする
この例では、TextTrimming 列挙型で使用可能な値の使用方法と効果を示します。
例
次の例では、TextTrimming 属性セットを使用して TextBlock 要素を定義します。
<TextBlock
Name="myTextBlock"
Margin="20" Background="LightGoldenrodYellow"
TextTrimming="WordEllipsis" TextWrapping="NoWrap"
FontSize="14"
>
One<LineBreak/>
two two<LineBreak/>
Three Three Three<LineBreak/>
four four four four<LineBreak/>
Five Five Five Five Five<LineBreak/>
six six six six six six<LineBreak/>
Seven Seven Seven Seven Seven Seven Seven
</TextBlock>
コード内で対応する TextTrimming プロパティを設定する方法を以下に示します。
myTextBlock.TextTrimming = TextTrimming.CharacterEllipsis;
myTextBlock.TextTrimming = TextTrimming.CharacterEllipsis
現在、テキストのトリミングには次の 3 つのオプションがあります: CharacterEllipsis、WordEllipsis、None。
TextTrimming を CharacterEllipsis に設定した場合、テキストがトリミングされ、トリミング エッジに最も近い文字の位置に省略記号が続きます。 この設定では、トリミング境界により近い位置でテキストが切り取られます。ただし、単語の一部が切り取られる可能性があります。 次の図は、上記で定義したものと同様の TextBlock におけるこの設定の効果を示しています。
TextTrimming を WordEllipsis に設定した場合、テキストがトリミングされ、トリミング エッジに最も近い位置にある最初の完全な単語の後に省略記号が続きます。 この設定では、部分的にトリミングされた単語は表示されませんが、CharacterEllipsis 設定よりもトリミング エッジから離れた位置でテキストがトリミングされる傾向にあります。 次の図は、上記で定義された TextBlock のこの設定の効果を示しています。
TextTrimming が None に設定されている場合、テキストのトリミングは実行されません。 この場合、テキストは親テキスト コンテナーの境界にトリミングされるだけです。 次の図は、上記で定義したものと同様の TextBlock におけるこの設定の効果を示しています。
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