Windows フォームの Timer コンポーネントの Interval プロパティの制限
Windows フォームの Timer コンポーネントには、1 つのタイマー イベントから次のタイマー イベントまでの間に経過する時間をミリ秒数で指定する、Interval プロパティがあります。 コンポーネントが無効になっていない限り、タイマーはほぼ同じ間隔で Tick イベントを受信し続けます。
このコンポーネントは、Windows フォームの環境用に設計されています。 サーバー環境に適したタイマーが必要な場合は、「サーバー ベースのタイマーの概要」を参照してください。
Interval プロパティ
Timer コンポーネントをプログラミングする際には、Interval プロパティに関するいくつかの制限事項について考慮する必要があります。
ご使用のアプリケーションや他のアプリケーションで、システムのリソースを大量に消費する操作 (長いループ、集中的な計算、またはドライブ、ネットワーク、ポートへのアクセスなど) が実行される場合は、Interval プロパティで指定されたとおりの頻度でタイマー イベントを取得できないことがあります。
この間隔は、実際の時間経過と正確に一致することを保証するものではません。 正確さを確保するには、累積時間をタイマーで内部的に追跡するのではなく、必要に応じてシステム クロックをチェックする必要があります。
Interval プロパティの精度はミリ秒単位です。 コンピューターによっては、ミリ秒よりも精度の高い、高精度カウンターが提供される場合もあります。 このようなカウンターを利用できるかどうかは、コンピューターのプロセッサ ハードウェアによって決まります。
関連項目
.NET Desktop feedback