次の方法で共有


方法: Windows フォーム アプリケーションで HTML ドキュメントビューアーを作成する

WebBrowser コントロールを使用すれば、インターネット Web ブラウザーをフル機能で提供しなくても、HTML ドキュメントを表示したり、印刷することができます。 HTML の書式設定機能を利用したいものの、信頼されていない Web コントロールや悪意のあるスクリプト コードを含んでいる可能性がある、任意の Web ページをユーザーが読み込まないようにしたい場合には、この方法が便利です。 この方法なら、WebBrowser コントロールの機能を制限することもできます。たとえば、HTML 電子メール ビューアーとして使用したり、アプリケーションで HTML 形式のヘルプを提供したりすることができます。

HTML ドキュメント ビューアーを作成するには

  1. AllowWebBrowserDrop プロパティを false に設定して、WebBrowser コントロール上にドロップされたファイルが開かれないようにします。

    webBrowser1.AllowWebBrowserDrop = false;
    
    webBrowser1.AllowWebBrowserDrop = False
    
  2. Url プロパティを、表示する初期ファイルの場所に設定します。

    webBrowser1.Url = new Uri("http://www.contoso.com/");
    
    webBrowser1.Url = New Uri("http://www.contoso.com/")
    

コードのコンパイル

この例で必要な要素は次のとおりです。

  • webBrowser1 という名前の WebBrowser コントロール。

  • System アセンブリおよび System.Windows.Forms アセンブリへの参照。

関連項目