方法: Windows フォーム ツールヒント コンポーネントの遅延を変更する
Windows フォーム ToolTip コンポーネントに対して設定できる遅延値は複数あります。 これらすべてのプロパティの測定単位はミリ秒です。 InitialDelay プロパティは、ツールヒント文字列を表示するために、関連付けられているコントロールをユーザーがポイントする必要がある期間を決定します。 ReshowDelay プロパティは、マウスがツールヒントに関連付けられたコントロールから別のツールヒント コントロールに移動すると、後続のツールヒント文字列が表示されるまでの時間 (ミリ秒) を設定します。 AutoPopDelay プロパティは、ツールヒント文字列が表示される時間の長さを決定します。 これらの値は個別に設定することも、AutomaticDelay プロパティの値を設定して設定することもできます。その他の遅延プロパティは、AutomaticDelay プロパティに割り当てられた値に基づいて設定されます。 たとえば、AutomaticDelay が値 N に設定されている場合、InitialDelay は N に設定され、ReshowDelay は AutomaticDelay を 5 で除算した値 (または N/5) に設定され、AutoPopDelay は AutomaticDelay プロパティの値 (または 5N) の 5 倍の値に設定されます。
遅延を設定するには
この例に示すように、次のプロパティを設定します。
ToolTip1.InitialDelay = 500 ToolTip1.ReshowDelay = 100 ToolTip1.AutoPopDelay = 5000
ToolTip1.InitialDelay = 500; ToolTip1.ReshowDelay = 100; ToolTip1.AutoPopDelay = 5000;
toolTip1->InitialDelay = 500; toolTip1->ReshowDelay = 100; toolTip1->AutoPopDelay = 5000;
関連項目
GitHub で Microsoft と共同作業する
このコンテンツのソースは GitHub にあります。そこで、issue や pull request を作成および確認することもできます。 詳細については、共同作成者ガイドを参照してください。
.NET Desktop feedback