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dotnet nuget why

この記事は、次のバージョンに適用されます: ✔️ .NET 8.0.4xx SDK 以降のバージョン

Name

dotnet nuget why- 特定のパッケージの依存関係グラフを表示します。

構文

dotnet nuget why <PROJECT|SOLUTION> <PACKAGE> [-f|--framework <FRAMEWORK>]

dotnet nuget why -h|--help

説明

dotnet nuget why コマンドは、特定のプロジェクトまたはソリューションの特定のパッケージの依存関係グラフを表示します。

.NET 9 SDK 以降では、.NET SDK で復元できないプロジェクトでコマンドを使用するために、プロジェクト ファイルの代わりに NuGet アセット ファイルを渡すことができます。 まず、Visual Studio でプロジェクトを復元するか、 msbuild.exeします。 既定では、アセット ファイルはプロジェクトの obj\ ディレクトリにありますが、 msbuild.exe path\to\project.proj -getProperty:ProjectAssetsFileを使用して場所を見つけることができます。 最後に、 dotnet nuget why path\to\project.assets.json SomePackageを実行します。

バージョン 9.0.200 以降、このコマンドでは、RID とフレームワークの組み合わせごとに個別の依存関係ツリーを生成することで、ランタイム識別子 (RID) 固有のパッケージのサポートが導入されました。 たとえば、プロジェクトがwin-x64 RID を使用してnet9.0をターゲットにしている場合、コマンドはnet9.0/win-x64net9.0のツリーを生成します。

引数

  • PROJECT|SOLUTION

    対象のプロジェクトまたはソリューションのファイル。 ディレクトリが指定されている場合、コマンドはプロジェクトまたはソリューション ファイルのディレクトリを検索します。 複数のプロジェクトまたはソリューションが見つかった場合は、エラーがスローされます。

  • PACKAGE

    依存関係グラフで検索するパッケージ名。

[オプション]

  • -f|--framework <FRAMEWORK>

    依存関係グラフが表示されるターゲット フレームワーク。 複数の --framework オプションを渡して、複数のフレームワークのグラフを表示できます。

  • -?|-h|--help

    コマンドの使用方法を示した説明を出力します。

  • 特定のソリューションのパッケージ "System.Text.Json" の依存関係グラフを表示します。

    dotnet nuget why .\DotnetNuGetWhyPackage.sln System.Text.Json
    

    例: 複数のプロジェクトを含むソリューション

  • 1 つのプロジェクトのパッケージ "System.Text.Json" の依存関係グラフを表示します。

    dotnet nuget why .\DotnetNuGetWhyPackage.csproj System.Text.Json
    
  • 特定のターゲット フレームワークの依存関係グラフを表示します。

    dotnet nuget why .\DotnetNuGetWhyPackage.csproj System.Text.Json --framework net6.0