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Microsoft.Testing.Platform 構成設定

Microsoft.Testing.Platform では、構成ファイルと環境変数を使用してテスト プラットフォームの動作を構成できます。 この記事では、テスト プラットフォームの構成に使用できる構成設定について説明します。

testconfig.json

テスト プラットフォームでは、[appname].testconfig.json という名前の構成ファイルを使用して、テスト プラットフォームの動作を構成します。 testconfig.json ファイルは、テスト プラットフォームの構成設定を含む JSON ファイルです。

testconfig.json ファイルの構造は次のとおりです。

{
    "platformOptions": {
        "config-property-name1": "config-value1",
        "config-property-name2": "config-value2"
    }
}

プラットフォームは、テスト プロジェクトの出力ディレクトリにある [appname].testconfig.json ファイル (実行ファイルの近く) を自動的に検出して読み込みます。

Microsoft.Testing.Platform.MSBuild を使用する場合は、testconfig.json ファイルを作成するだけで、[appname].testconfig.json に自動的に名前が変更され、テスト プロジェクトの出力ディレクトリに移動されます。

Microsoft.Testing.Platform 1.5 以降では、コマンドライン引数 --config-file を使用して、testconfig.jsonへのパスを指定できます。 このファイルは、[appname].testconfig.json ファイルよりも優先されます。

Note

[appname].runtimeconfig.json ファイルは、その後のビルドで上書きされます。

環境変数

環境変数を使用すると、ランタイムの構成情報を指定できます。

Note

環境変数は、testconfig.json ファイル内の構成設定よりも優先されます。

環境変数 TESTINGPLATFORM_UI_LANGUAGE

Microsoft.Testing.Platform 1.5 以降、この環境変数は、en-usなどのロケール値を使用してメッセージとログを表示するためのプラットフォームの言語を設定します。 この言語は、Visual Studio と .NET SDK の言語よりも優先されます。 サポートされている値は、Visual Studio の場合と同じです。 詳細については、Visual Studio のインストール ドキュメントのインストーラー言語の変更に関するセクションを参照してください。