.NET メトリック
メトリックは、時間の経過に伴って報告される数値測定値です。 通常は、アプリの正常性を監視し、アラートを生成するために使用されます。 たとえば、Web サービスでは次の数を追跡できます。
- 1 秒あたりの要求数。
- 応答にかかった時間 (ミリ秒)。
- 送信されたエラー応答。
これらのメトリックは、一定の間隔で監視システムに報告できます。 Web サービスが 400 ミリ秒以内に要求に応答し、600 ミリ秒で応答を開始する場合、監視システムは、アプリの応答が通常よりも遅いとエンジニアに通知できます。
メトリックの使用
.NET アプリでメトリックを使用するには、次の 2 つの部分があります。
- インストルメンテーション: .NET ライブラリの Code は測定値を取得し、これらの測定値をメトリック名に関連付けます。
- コレクション: .NET アプリは、外部ストレージと分析のためにアプリから送信される名前付きメトリックを構成します。 一部のツールでは、構成ファイルまたは UI ツールを使用して、アプリの外部で構成を実行できます。
.NET ライブラリ開発者は、主にインストルメンテーション 手順に関心があります。 通常、アプリ開発者または運用エンジニアは、使用しているライブラリ内の既存のインストルメンテーションを活用して、収集手順に重点を置きます。 ただし、アプリ開発者であり、既存のメトリックがニーズを満たしていない場合は、新しいメトリックを作成できます。
次の手順
- インストルメンテーション チュートリアル - コードで新しいメトリックを作成する方法
- コレクションチュートリアル - アプリのメトリック データを格納して表示する方法
- 厳密に型指定されたタグを使用したソース生成メトリック - 厳密に型指定されたタグを使用したソース生成メトリックの使用方法
- 組み込みのメトリック - .NET ランタイム ライブラリで使用できるメトリックを検出する
- メトリック API を比較する
- EventCounters - EventCounters とは何か、それらを実装する方法、およびそれらを使用する方法について説明します
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