Azure SDK for .NET の概要
Azure SDK for .NET とは
Azure SDK for .NET は、.NET アプリケーションから Azure サービスを簡単に使用できるように設計されています。 Blob Storage のファイルのアップロードとダウンロード、Azure Key Vault からのアプリケーション シークレットの取得、Azure Event Hubs からの通知の処理のいずれでも、Azure SDK for .NET には、Azure サービスにアクセスするための一貫性のある使いやすいインターフェイスが用意されています。
Azure SDK for .NET は、.NET Standard 2.0 を実装する .NET のバリエーションを対象とするアプリケーションで使用できる NuGet パッケージのコレクションです。
アプリケーションで Azure SDK for .NET を使用する
いずれかの .NET アプリケーションで Azure SDK パッケージを使用するには、次の手順を実行します。
適切な SDK パッケージを見つける -パッケージの一覧を使用して、使用している Azure サービスに適したパッケージを見つけます。 ほとんどのサービスには、サービスを使用するためのクライアント パッケージと、サービスのインスタンスを作成および管理するための管理パッケージがあります。 ほとんどの場合、クライアント パッケージが必要になります。 NuGet を使用して、このパッケージをアプリケーションにインストールします。
アプリケーションの認証を設定する - Azure リソースにアクセスするには、Azure でアプリケーションに適切な資格情報とアクセス権が割り当てられている必要があります。 認証を構成する方法については、Azure への .NET アプリケーションの認証に関するページを参照してください。
アプリケーションで SDK を使用してコードを記述する - Azure サービスを使用する場合は、コードによって、まずサービスと連携するクライアント オブジェクトが作成されてから、そのクライアント オブジェクトでサービスとやり取りするためのメソッドが呼び出されます。 同期メソッドと非同期メソッドの両方が用意されています。 個々の SDK パッケージを使用する例については、Azure ドキュメントを参照してください。
SDK のログを構成する (省略可能) - アプリケーションと Azure の間の問題を診断する必要がある場合は、Azure SDK for .NET でログを有効にすることができます。
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