ScriptObjectModel.Transaction プロパティ

定義

名前空間:

Microsoft.SqlServer.Dts.Tasks.ScriptTask

アセンブリ:

Microsoft.SqlServer.ScriptTask.dll

スクリプト タスクのコンテナーに関連付けられたトランザクションを返します。

public:
 property System::Object ^ Transaction { System::Object ^ get(); };

public object Transaction { get; }

member this.Transaction : obj

Public ReadOnly Property Transaction As Object

プロパティ値

Object

スクリプト タスクのコンテナーに関連付けられたトランザクションです。 この値は null の場合もあります。

例

スクリプト タスク内で使用する次のサンプル コードは、スクリプト タスク内から接続マネージャーにアクセスし、Transaction プロパティを使用してそれらの接続をアクティブなトランザクションに関連付ける方法を示しています。 このサンプルでは、Test ADO.NET Connection という名前の ADO.NET 接続マネージャーと Test Flat File Connection という名前のフラット ファイル接続マネージャーを作成および構成済みであることを前提にしています。 ADO.NET 接続マネージャーは、データ ソースに接続するときにすぐに使用できる SqlConnection オブジェクトを返します。 これに対し、フラット ファイル接続マネージャーは、パスとファイル名が含まれる文字列のみを返します。 フラット ファイルを開いて作業するには、System.IO 名前空間のメソッドを使用する必要があります。

Public Sub Main()  

    Dim myADONETConnection As SqlClient.SqlConnection  
    myADONETConnection = _  
        DirectCast(Dts.Connections("Test ADO.NET Connection").AcquireConnection(Dts.Transaction), _  
        SqlClient.SqlConnection)  
    MsgBox(myADONETConnection.ConnectionString, _  
        MsgBoxStyle.Information, "ADO.NET Connection")  

    Dim myFlatFileConnection As String  
    myFlatFileConnection = _  
        DirectCast(Dts.Connections("Test Flat File Connection").AcquireConnection(Dts.Transaction), _  
        String)  
    MsgBox(myFlatFileConnection, MsgBoxStyle.Information, "Flat File Connection")  

    Dts.TaskResult = ScriptResults.Success  

End Sub  

注釈

スクリプト タスクのコンテナーに関連付けられたトランザクションを参照するには、スクリプト タスク コードで Dts オブジェクトの Transaction プロパティを使用します。 接続マネージャーの AcquireConnection メソッドを呼び出すときに、このトランザクション参照を渡します。