UI2.ShowModalDialog(String, Object, Object, Object, Object, Object) メソッド
定義
重要
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Microsoft Office InfoPath フォームにカスタム モーダル ダイアログ ボックスを表示します。
public object ShowModalDialog (string bstrName, object varArguments, object varHeight, object varWidth, object varTop, object varLeft);
abstract member ShowModalDialog : string * obj * obj * obj * obj * obj -> obj
Public Function ShowModalDialog (bstrName As String, Optional varArguments As Object, Optional varHeight As Object, Optional varWidth As Object, Optional varTop As Object, Optional varLeft As Object) As Object
パラメーター
- bstrName
- String
モーダル ダイアログ ボックスに使用される .html ファイルの名前。
- varArguments
- Object
モーダル ダイアログ ボックスを表示するときに使用する引数を指定します。 値の配列など、任意の型の値を指定できます。
- varHeight
- Object
モーダル ダイアログ ボックスの高さを設定します。
- varWidth
- Object
モーダル ダイアログ ボックスの幅を設定します。
- varTop
- Object
デスクトップの左上隅を基準に、モーダル ダイアログ ボックスの上端を設定します。
- varLeft
- Object
デスクトップの左上隅を基準に、モーダル ダイアログ ボックスの左端を設定します。
戻り値
モーダル ダイアログ ボックスの表示方法を指定する object。
実装
例
次の例では、オブジェクトの ShowModalDialog メソッドを UIObject 使用して、カスタム ダイアログ ボックスを表示します。 オブジェクトは、 パラメーターを XDocument 使用してカスタム ダイアログ ボックスに varArguments
渡されることに注意してください。
thisXDocument.UI.<span class="label">ShowModalDialog</span>("show.htm",(object)thisXDocument,100,100,10,10);
次の例は、簡単なカスタム ダイアログ ボックスを実装する HTML コードの例です。 DHTML ウィンドウ オブジェクト (この例では InfoPath オブジェクト モデルの XDocument オブジェクト) の dialogArguments プロパティを使用して、ShowModalDialog メソッドからカスタム ダイアログ ボックスに渡される値を取得している点に注意してください。 ユーザーがカスタム ダイアログ ボックスの [警告の表示] ボタンをクリックすると、フォームの基になる XML ドキュメントのソース XML がメッセージ ボックスに表示されます。
<html>
<head>
<script language="jscript">
var gobjXDocument = null;
function Initialize()
{
// Save a reference to the XDocument object.
if (typeof window.dialogArguments == "object")
gobjXDocument = window.dialogArguments;
}
</script>
<title>A Simple Custom Dialog Box</title>
</head>
<body style="BACKGROUND-COLOR: window" onLoad="Initialize()">
<strong>Click one of the following buttons:</strong>
<br/>
<br/>
<div id="divButtons" tyle="align:center">
<input id="btnShowAlert" style="WIDTH: 106px; HEIGHT: 24px"
onclick='gobjXDocument.UI.Alert(gobjXDocument.DOM.xml);'
type="button" size="21" value="Show Alert"></input>
<input id="btnCancel" style="WIDTH: 106px; HEIGHT: 24px"
onclick="window.close();" type="button" size="21"
value="Cancel"></input>
</div>
</body>
</html>
ShowModalDialog ボックス メソッドの使用方法については、「方法: アラートとダイアログ ボックスを表示する」を参照してください。
注釈
ShowModalDialog メソッドを使用すると、ユーザーが完全に信頼できるフォームに記入するのに合わせて、カスタム ダイアログ ボックスを表示できます。 カスタム ダイアログ ボックスは、Microsoft FrontPage など、どんな HTML エディターでも作成できる .html ファイルとして実装されます。 パラメーターを使用してカスタム ダイアログ ボックスにオブジェクトを渡すと、InfoPath オブジェクト モデルと対話するカスタム ダイアログ ボックスでスクリプト コードを varArguments
使用できます。
InfoPath フォームでカスタム ダイアログ ボックスを使用するには、まず [リソース ファイル] ダイアログ ボックスを使用して、フォームのリソース ファイル セットにカスタム ダイアログ ボックスの .html ファイルを追加する必要があります。 [リソース ファイル] ダイアログ ボックスは、デザイン モードの [ツール] メニューから開くことができます。 フォームにカスタム ダイアログ ボックスのファイルを追加したら、ShowModalDialog メソッドを使用して、そのファイルを表示できます。
ShowModalDialog メソッドは完全に信頼できるフォームでなければ使用できませんが、フォームに HTML 作業ウィンドウを指定しておくと、ダイナミック HTML (DHTML) オブジェクト モデルの showModalDialog メソッドを使用して標準のフォームにカスタム ダイアログ ボックスを作成できます。Windows フォームでも同じようにカスタム ダイアログ ボックスを作成できます。