WorksheetFunction.NegBinom_Dist(Double, Double, Double, Boolean) メソッド
定義
重要
一部の情報は、リリース前に大きく変更される可能性があるプレリリースされた製品に関するものです。 Microsoft は、ここに記載されている情報について、明示または黙示を問わず、一切保証しません。
負の二項分布の確率関数の値を返します。 NegBinom_Dist は、成功の一定の確率がprobability_sされた場合に、number_s番目の成功の前にnumber_fエラーが発生する確率を返します。 この関数は二項分布を計算する BINOMDIST 関数に似ていますが、試行の成功数が定数で試行回数が変数である点が異なります。 さらに、二項分布の場合と同様に、対象となる試行は独立試行であると見なされます。
public:
double NegBinom_Dist(double Arg1, double Arg2, double Arg3, bool Arg4);
public double NegBinom_Dist (double Arg1, double Arg2, double Arg3, bool Arg4);
Public Function NegBinom_Dist (Arg1 As Double, Arg2 As Double, Arg3 As Double, Arg4 As Boolean) As Double
パラメーター
- Arg1
- Double
失敗数: 試行が失敗する回数を指定します。
- Arg2
- Double
成功数: 分析のしきい値となる、試行が成功する回数を指定します。
- Arg3
- Double
成功率: 試行が成功する確率を指定します。
- Arg4
- Boolean
累積 - 関数の形式を決定する論理値。 累積が true の場合、 NegBinom_Dist は累積分布関数を返します。 false の場合、確率密度関数が返されます。
戻り値
注釈
たとえば、優れた反射神経を持つ 10 人を見つける必要があり、候補者がこれらの資格を持っている確率が 0.3 であることがわかります。 NegBinom_Dist は、すべての 10 人の適格な候補者を見つける前に、特定の数の未資格の候補者にインタビューする確率を計算します。
失敗数、成功数に整数以外の値を指定すると、小数点以下が切り捨てられます。
引数が数値以外の場合、 NegBinom_Dist は #VALUE を返します。 が返されます。
probability_s < 0 の場合、または確率 > 1 の場合、 NegBinom_Dist は #NUM を返します。 が返されます。
number_f < 0 または number_s < 1 の場合、 NegBinom_Dist は #NUM を返します。 が返されます。
負の二項分布は、次の演算式で表されます。
図 1: 負の二項分布の数式
各部分の意味は次のとおりです。
x はnumber_f、r はnumber_s、p はprobability_s。