次の方法で共有


StartTask クラス

定義

ノードがAzure Batch サービスのプールに参加するとき、またはコンピューティング ノードが再起動または再イメージ化されたときに実行されるタスク。

public class StartTask
type StartTask = class
Public Class StartTask
継承
StartTask

注釈

Batch は、ノードで回復操作がトリガーされたときにタスクを再試行します。 復旧操作の例としては、異常なノードが再起動されたときや、ホスト障害が原因でコンピューティング ノードが消失した場合などです (ただし、これらに限定されません)。 回復操作による再試行は とは無関係であり、maxTaskRetryCount に対してカウントされません。 maxTaskRetryCount が 0 の場合でも、回復操作による内部再試行が発生する可能性があります。 このため、すべてのタスクはべき等である必要があります。 つまり、タスクは、破損や重複するデータを発生させることなく、中断および再起動されることを許容する必要があります。 実行時間の長いタスクのベスト プラクティスは、何らかの形式のチェックポイント処理を使用することです。 場合によっては、コンピューティング ノードが再起動されなかった場合でも、StartTask が再実行されることがあります。 StartTask は StartTask を再実行できなくなるため、StartTask を使用して中断プロセスを作成したり、StartTask 作業ディレクトリからサービスをインストール/起動したりしないように注意する必要があります。

コンストラクター

StartTask()

StartTask クラスの新しいインスタンスを初期化します。

StartTask(String, TaskContainerSettings, IList<ResourceFile>, IList<EnvironmentSetting>, UserIdentity, Nullable<Int32>, Nullable<Boolean>)

StartTask クラスの新しいインスタンスを初期化します。

プロパティ

CommandLine

StartTask のコマンド ラインを取得または設定します。

ContainerSettings

StartTask を実行するコンテナーの設定を取得または設定します。

EnvironmentSettings

StartTask の環境変数設定の一覧を取得または設定します。

MaxTaskRetryCount

Task を再試行できる最大回数を取得または設定します。

ResourceFiles

コマンド ラインを実行する前に Batch サービスがコンピューティング ノードにダウンロードするファイルの一覧を取得または設定します。 リソース ファイルの一覧には最大サイズがあります。 最大サイズを超えると、要求は失敗し、応答エラー コードは RequestEntityTooLarge になります。 この場合、ResourceFiles のコレクションのサイズを小さくする必要があります。 これは、.zip ファイル、アプリケーション パッケージ、または Docker コンテナーを使用して実現できます。

UserIdentity

StartTask を実行するユーザー ID を取得または設定します。

WaitForSuccess

コンピューティング ノードでタスクをスケジュールする前に、Batch サービスが StartTask が正常に完了するまで待機する (終了コード 0 で終了する) かどうかを取得または設定します。

適用対象