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Jamf を使用して macOS の Microsoft Edge ポリシー設定を構成する

この記事では、Jamf Pro 10.19 の Microsoft Edge ポリシー マニフェスト ファイルを使用して、macOS のポリシー設定を構成する方法について説明します。

macOS の Microsoft Edge ポリシー設定は、プロパティ リスト (.plist) ファイルを使用して構成することもできます。 詳細については、「.plist を使用して macOS 用に構成する」を参照してください

前提条件

次のソフトウェアが必要です。

  • Microsoft Edge Stable チャネル 81
  • ポリシー テンプレート ファイル (バージョン 81.0.416.3)
  • Jamf Pro (バージョン 10.19)

Jamf Pro の [Application & Custom Settings] メニューについて

Jamf Pro 10.18 以前では、Office 365 の管理には手動による .plist の作成が必要でした。 この作業は、強力な技術的バックグラウンドが必要になる、時間のかかるワークフローでした。 Jamf Pro 10.18 では、構成プロセスを合理化することで、このような障壁が排除されました。 ただし、この新しいユーザー インターフェイスは、IT 管理者のみが使用できるものであり、Jamf が指定した特定のアプリケーションと優先ドメインに対応していました。

Jamf Pro 10.19 では、ユーザーが「カスタム スキーマ」として JSON マニフェストをアップロードすることで任意の優先ドメインをターゲットに設定できます。このマニフェストから、グラフィカル ユーザー インターフェイスが生成されます。 このカスタム スキーマは、JSON スキーマ仕様に従って作成します。

詳細については、Jamf Pro 管理者ガイドの「コンピューター構成プロファイル」を参照してください。

Microsoft Edge の特定のバージョン用のポリシー マニフェストを取得する

ポリシー マニフェストを取得するには:

  • Microsoft Edge Enterprise ランディング ページに移動します。

  • [Channel/Version]\(チャネル/バージョン\) ドロップダウン リスト で、バージョン 81 以降のチャネルを選択します。*.

  • [ビルド] ドロップダウン リストで、 任意の 81 ビルド以降を選択します。*.

  • [ポリシー ファイルの取得] をクリックして、ポリシー テンプレートのバンドルをダウンロードします。

    現在、このポリシー テンプレートのバンドルは、CAB ファイルとして署名されています。 このファイルを macOS で開くには、サード パーティ製ツール (The Unarchiver など) を使用する必要があります。

CAB ファイルを展開してから、ZIP ファイルを展開して、最上位ディレクトリの "mac" に移動します。 このディレクトリに、"policy_manifest.json" という名前のマニフェスト ファイルがあります。

このマニフェスト ファイルは、ビルド 81.0.416.3 以降のポリシー バンドルごとに発行されます。 開発用チャネルのポリシーをテストする場合は、それぞれの開発リリースに関連付けられたマニフェストを取得して、そのマニフェストを Jamf Pro でテストしてください。

Jamf Pro でポリシー マニフェストを使用する

次の手順を使用して、Jamf Pro にポリシー マニフェストをアップロードし、macOS 用のポリシー プロファイルを作成します。

  1. Jamf にサインインします。

  2. [Computer] (コンピューター) タブを選択します。

  3. [Content Management] (コンテンツ管理) にある [Configuration Profiles] (構成プロファイル) をクリックします。

  4. [Configuration Profiles] ページで、[+ New] (+ 新規) をクリックします。

    Jamf に新しいプロファイルを追加する

  5. [New macOS Configuration Profile] (新規 macOS 構成プロファイル) >[Options] (オプション) で、[Application & Custom Settings] (アプリケーションとカスタムの設定) を選択します。

  6. [Application & Custom Settings] ポップアップ ウィンドウで、[Configure] (構成) をクリックします。

    アプリケーションとカスタムの設定を構成する

  7. [Application & Custom Settings] セクションで、次のスクリーンショットに示した値を設定します。

    プロファイル ソースとカスタム スキーマ

    • [Creation Method] (作成方法) には、[Configure settings] (設定を構成する) を選択します。
    • [Source] (ソース) には、[Custom Schema] (カスタム スキーマ) を選択します。
    • [Preference Domain] (優先ドメイン) には、対象のドメイン名を指定します。 この例では、そのドメインとして「com.microsoft.Edge」を使用します。
    • [Custom Schema] (カスタム スキーマ) には、"policy_manifest.json" マニフェスト ファイルの内容を貼り付けます。
    • [保存] をクリックします。
  8. プロファイルを保存すると、Jamf により、次のスクリーン ショットに示す [General] (全般) セクションが表示されます。

    [General] セクションの構成

    • プロファイルの [Name] (名前) と [Description] (説明) を入力します。
    • [Category] (カテゴリ) の既定の設定 [None] (なし) は、そのままにします。
    • [Distribution Method] (配布方法) のオプションは、[Install Automatically] (自動的にインストールする) または [Make Available in Self Service] (セルフサービスで利用可能にする) にします。
    • [Level] (レベル) のオプションは、[User Level] (ユーザー レベル) または [Computer Level] (コンピューター レベル) にします。
    • [保存] をクリックします。
  9. [General] セクションを保存すると、Jamf により、この記事の例に応じて設定された "Microsoft Edge Beta Channel" 構成プロファイルが示されます。 次のスクリーン ショットでは、[Edit] (編集) をクリックすることでプロファイルの作業を続行できます。作業が完了している場合は、[Done] (完了) をクリックします。

    オプションを設定した新しい構成プロファイル

    このプロファイルは保存後に、別の Jamf セッションで編集できます。 たとえば、[Distribution Method] を [Make Available in Self Service] に変更できます。

    Microsoft Edge Stable チャネルの追加編集や削除を実行する場合は、次のスクリーン ショットに示す [Configuration Profiles] でプロファイル名を選択します。

    [Configuration Profiles] リスト

新しい構成プロファイルの作成後には、そのプロファイルの [Scope] (スコープ) も構成する必要があります。

スコープを構成するには

  1. [Targets] (ターゲット) で、次の最小限の設定を指定します。

    • TARGET COMPUTERS (ターゲット コンピューター)。 このオプションは、[Specific Computers] (特定のコンピューター) または [All Computers] (すべてのコンピューター) にします。
    • TARGET USERS (ターゲット ユーザー)。 このオプションは、[Specific Users] (特定のユーザー) または [All Users] (すべてのユーザー) にします。
    • [保存] をクリックします。
  2. [Limitations] (制限) は、既定の設定 [None] のままにします。 [キャンセル] をクリックします。

  3. [Exclusions] (除外) は、既定の設定 [None] のままにします。 [キャンセル] をクリックします。

関連項目