SELECTEDVALUE
columnName のコンテキストが 1 つの個別の value のみにフィルター処理されている場合の value を返します。 それ以外の場合、alternateResult を返します。
構文
SELECTEDVALUE(<columnName>[, <alternateResult>])
パラメーター
用語 | 定義 |
---|---|
columnName |
標準の DAX 構文を使用した既存の列の名前。 これを式にすることはできません。 |
alternateResult |
(省略可能)columnName のコンテキストが 0 にフィルター処理され、複数の個別の valueor 場合に返される value。 not 指定すると、既定の value は BLANK() になります。 |
value を返す
columnName のコンテキストが 1 つの個別の value のみにフィルター処理されている場合の value。 それ以外の場合は、alternateResult。
解説
SELECTEDVALUE(<columnName>, <alternateResult>)
に相当する式はIF(HASONEVALUE(<columnName>), VALUES(<columnName>), <alternateResult>)
です。を使用する場合のベスト プラクティスの詳細については、「 で する代わりに を使用する を参照してください。 この関数は、行レベル セキュリティ (RLS) 規則 or 計算列で使用する場合に、DirectQuery モードで使用するためにサポート not。
例
次の DAX クエリ:
DEFINE
MEASURE DimProduct[Selected Color] = SELECTEDVALUE(DimProduct[Color], "No Single Selection")
EVALUATE
SUMMARIZECOLUMNS
(ROLLUPADDISSUBTOTAL(DimProduct[Color], "Is Total"),
"Selected Color", [Selected Color])ORDER BY [Is Total] ASC,
[Color] ASC
次を返します。
DimProduct[Color] | [合計] | [選択された色] |
---|---|---|
Black | FALSE |
Black |
青 | FALSE |
青 |
グレー | FALSE |
グレー |
複数 | FALSE |
複数 |
N/A | FALSE |
N/A |
[赤] | FALSE |
[赤] |
シルバー | FALSE |
シルバー |
シルバー/黒 | FALSE |
シルバー/黒 |
白 | FALSE |
白 |
黄 | FALSE |
黄 |
`` | TRUE |
単一選択なし |