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NPER

適用対象:計算列計算テーブルメジャービジュアル計算

一定利率の定額支払いが定期的に行われる場合の、ある投資に対する期間数を返します。

構文

NPER(<rate>, <pmt>, <pv>[, <fv>[, <type>]])

パラメーター

用語 定義
rate 投資期間を通じての一定の利率です。
pmt 期間ごとに行われる支払い。年金の有効期間中に変更することはできません。 通常、pmt には、元金と利子が含まれますが、その他の手数料や税金は含まれません。
pv 現在価値、つまり将来の一連の支払いを現時点で一括払いした場合の合計金額。
fv (省略可能) 将来価値。つまり、最後の支払が行われた後に手にする現金残高。 fv を省略した場合は、BLANK であると見なされます。
(省略可能) 数字の 0 か 1。支払期限を示します。 type を省略した場合は、0 であると見なされます。 指定できる値をこの表の下に示します。

type パラメーターは、次の値を受け取ります。

type を次に設定する 支払いの期日
0 または省略 期間の終了時
1 期間の始まり

戻り値

投資の期間数。

解説

  • type は、最も近い整数に丸められます。

  • この関数は、計算列または行レベルのセキュリティ (RLS) ルールで使用される場合、DirectQuery モードでの使用はサポートされません。

データ 説明
12% 年間金利
-100 各期間の支払い
-1000 現在価値
10000 将来価値
1 期間の開始時が支払いの期日になります (上記を参照)。

次の DAX クエリを実行します。

EVALUATE
{
  NPER(0.12/12, -100, -1000, 10000, 1)
}

前に指定した条件で示される投資に対して期間数を返します。

[値]
59.6738656742946