MEDIANX

適用対象: 計算列計算テーブルメジャービジュアル計算

テーブル内の各行について評価された式の中央値を返します。

列内の数値の中央値を返すには、MEDIAN 関数を使用します。

構文

MEDIANX(<table>, <expression>)

用語	定義
`table`	式が評価される行を含むテーブル。
`expression`	テーブルの各行に対して評価される式。

10 進数。

MEDIANX 関数は、最初の引数としてテーブルまたはテーブルを返す式を受け取ります。 2 番目の引数は、中央値を計算する数値を含む列、または列に評価される式です。
列の数値のみがカウントされます。
論理値とテキストは無視されます。
MEDIANX は空白を無視しません。ただし、MEDIAN は空白を無視します
この関数は、計算列または行レベルセキュリティ (RLS) 規則で使用する場合、DirectQuery モードでは使用できません。

米国に住んでいる顧客の年齢の中央値を次に示します。

= MEDIANX( FILTER(Customers, RELATED( Geography[Country]="USA" ) ), Customers[Age] )