INTERSECT
2 つのテーブルの行の積集合を返します。重複部分は保持します。
構文
INTERSECT(<table_expression1>, <table_expression2>)
パラメーター
用語 | 定義 |
---|---|
Table_expression | テーブルを返す任意の DAX 式。 |
戻り値
table_expression2 にも含まれる table_expression1 内のすべての行を含むテーブル。
例外
解説
Intersect は可換ではありません。 一般的に、Intersect(T1, T2) の結果セットは Intersect(T2, T1) とは異なります。
重複する行が保持されます。 行が table_expression1 と table_expression2 に表示されている場合、その行と table_expression_1 内のすべての重複が結果セットに含まれます。
列名は、table_expression1 の列名と一致します。
返されるテーブルの系列は、2 番目のテーブルの列の系列にかかわらず、table_expression1 の列に基づきます。 たとえば、1 番目の table_expression の第 1 列にモデルのベース列 C1 への系列がある場合、intersect により、2 番目の table_expression の第 1 列の intersect に基づいて行が減らされ、ベース列 C1 の系列がそのまま保持されます。
列は配置に基づいて比較され、型変換なしでデータ比較が行われます。
返されるテーブルには、table_expression1 に関連するテーブルの列は含まれません。
この関数は、計算列または行レベルのセキュリティ (RLS) ルールで使用される場合、DirectQuery モードでの使用はサポートされません。
例
States1
State |
---|
A |
A |
B |
B |
B |
貸方 |
D |
D |
States2
State |
---|
B |
貸方 |
D |
D |
D |
E |
Intersect(States1, States2)
State |
---|
B |
B |
B |
貸方 |
D |
D |
Intersect(States2, States1)
State |
---|
B |
貸方 |
D |
D |
D |