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GENERATESERIES

適用対象:計算列計算テーブルメジャービジュアル計算

等差級数の値を含む 1 列のテーブルを返します。これは、それぞれが前の値と一定数だけ差がある値の数列です。 返される列の名前は Value です。

構文

GENERATESERIES(<startValue>, <endValue>[, <incrementValue>])

パラメーター

用語 定義
startValue 数列を生成するために使用される初期値。
endValue 数列を生成するために使用される終了値。
incrementValue (省略可能) 数列の増分値。 指定しない場合、既定値は 1 です。

戻り値

等差級数の値を含む 1 列のテーブルを返します。 列の名前は Value です。

解説

  • endValue が startValue より小さい場合は、空のテーブルが返されます。

  • incrementValue には正の値を指定する必要があります。

  • 数列は、endValue 以下の最後の値で停止します。

  • この関数は、計算列または行レベルのセキュリティ (RLS) ルールで使用される場合、DirectQuery モードでの使用はサポートされません。

例 1

次の DAX クエリを実行します。

EVALUATE GENERATESERIES(1, 5)

次の単一の列を含むテーブルが返されます。

[Value]
1
2
3
4
5

例 2

次の DAX クエリを実行します。

EVALUATE GENERATESERIES(1.2, 2.4, 0.4)

次の単一の列を含むテーブルが返されます。

[Value]
1.2
1.6
2
2.4

例 3

次の DAX クエリを実行します。

EVALUATE GENERATESERIES(CURRENCY(10), CURRENCY(12.4), CURRENCY(0.5))

次の単一の列を含むテーブルが返されます。

[Value]
10
10.5
11
11.5
12