FIRST
視覚化計算でのみ使用されます。 軸の最初の要素からビジュアル マトリックス内の値を取得します。
構文
FIRST ( <column>[, <axis>][, <blanks>][, reset] )
パラメーター
用語 | 定義 |
---|---|
列 | 取得する列。 |
axis | (省略可能) 軸参照。 省略すると、Visual Shape 定義の最初の軸が使用されます。 |
blanks | (省略可能) 並べ替えでの空白値の処理方法を定義する列挙型。 サポートされる値は次のとおりです。
|
reset | (省略可能) 計算を再開する方法を指定します。 有効な値は、None、LowestParent、HighestParent、または整数です。 None が既定値です。 |
戻り値
軸の最初の要素からの <column> の値。
解説
この関数は、ビジュアル計算でのみ使用できます。
例
次のビジュアル計算では、ROWS 軸の 1 行目の売上金額が返されます。これは、最下位の親でリセットされます。
FirstInternetSalesAmount = FIRST ( [Sum of SalesAmount], ROWS, LowestParent )
以下のスクリーンショットは、ビジュアル マトリックスとビジュアル計算式を示しています。