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CUMIPMT

適用対象: 計算列計算テーブルメジャービジュアル計算

start_periodとend_periodの間のローンに対して支払われた累積利息を返します。

構文

CUMIPMT(<rate>, <nper>, <pv>, <start_period>, <end_period>, <type>)

パラメーター

用語 定義
rate 利率。
nper 支払い期間の合計数。
pv 現在の値。
start_period 計算の最初の期間。 1 ~ end_period (両端を含む) である必要があります。
end_period 計算の最後の期間。 start_periodと nper (両端を含む) の間である必要があります。
type 支払いのタイミング。 この表の下に、使用できる値を示します。

type パラメーターは、次の値を受け入れます。

Type タイミング
0 (ゼロ) 期末のお支払い
1 期首の支払い

戻り値

指定した期間に支払われた累積利息。

備考

  • レートと nper の指定に使用する単位について一貫性があることを確認します。 年利 10% の 4 年ローンで毎月の支払いを行う場合は、利率に 0.1/12、nper に 4*12 を使用します。 同じローンで年払いを行う場合は、レートに 0.1 を、nper に 4 を使用します。

  • start_period、end_period、および型は、最も近い整数に丸められます。

  • 次の場合、エラーが返されます。

    • rate ≤ 0。
    • nper < 1。
    • pv ≤ 0.
    • start_period < 1 またはstart_period > end_period。
    • end_period < start_periodまたは end_period > nper。
    • type は 0 または 1 以外の任意の数値です。
  • この関数は、計算列または行レベル セキュリティ (RLS) 規則で使用する場合、DirectQuery モードでは使用できません。

データ 説明
9% 年間利率
30 ローンの年数
125000 現在の値

例 1

次の DAX クエリ:

EVALUATE
{
  CUMIPMT(0.09/12, 30*12, 125000, 13, 24, 1)
}

各月の初めに支払いが行われると仮定して、支払いの 2 年目に支払われた合計利息 (期間 13 から 24) を返します。

[値]
-11052.3395838718

例 2

次の DAX クエリ:

EVALUATE
{
  CUMIPMT(0.09/12, 30*12, 125000, 1, 1, 0)
}

支払いが月末に行われたと仮定して、最初の月に 1 回の支払で支払われた利息を返します。

[値]
-937.5