COUNTAX
COUNTAX 関数は、式の結果をテーブルに対して評価するとき、空白以外の結果をカウントします。 つまり、動作は COUNTA 関数と同じですが、テーブル内の行を反復処理し、指定した式の結果が空白以外になる行をカウントします。
構文
COUNTAX(<table>,<expression>)
パラメーター
用語 | 定義 |
---|---|
テーブル | 式が評価される行を含むテーブル。 |
expression | テーブルの行ごとに評価される式。 |
戻り値
整数。
解説
COUNTAX 関数は、COUNTA 関数と同様、他の式を含む任意の種類の情報を含むセルをカウントします。 たとえば、空の文字列に評価される式が列に含まれている場合、COUNTAX 関数はその結果を空白以外として扱います。 通常、COUNTAX 関数は空のセルはカウントしませんが、この場合はセルに数式が含まれているのでカウントされます。
集計対象の行が見つからない場合、関数は空白を返します。
この関数は、計算列または行レベルのセキュリティ (RLS) ルールで使用される場合、DirectQuery モードでの使用はサポートされません。
例
次の例は、Reseller テーブルを [Status] = Active でフィルター処理した結果として得られたテーブルの空白以外の Phone 列の行数をカウントします。
= COUNTAX(FILTER('Reseller',[Status]="Active"),[Phone])