チュートリアル: 標準 C++ プログラムの作成 (C++)
Visual Studio を使用して、標準 C++ プログラムを作成できます。 このチュートリアルの手順に従って、Visual Studio を使用して、プロジェクトを作成し、プロジェクトに新しいファイルを追加してから、ファイルを変更して C++ コードを追加した後、プログラムをコンパイルし、実行できます。
独自の C++ プログラムを入力するか、サンプル プログラムを使用できます。 このチュートリアルのサンプル プログラムは、コンソール アプリケーションです。 このアプリケーションでは、C++ 標準ライブラリの set
コンテナーを使用します。
Note
特定のバージョンの C++ 言語標準 (C++14、C++17、C++20 など) に準拠する必要がある場合は、/std:c++14
、/std:c++17
、または /std:c++20
のコンパイラ オプションを使用してください。 (Visual Studio 2017 以降。)
前提条件
このチュートリアルを完了するには、C++ 言語の基本を理解している必要があります。
プロジェクトを作成してソース ファイルを追加するには
次の手順は、使っている Visual Studio のバージョンによって異なります。 優先するバージョンの Visual Studio のドキュメントを表示するには、 [バージョン] セレクター コントロールを使用します。 このページの目次の一番上にあります。
Visual Studio で C++ プロジェクトを作成するには
メイン メニューで、[ファイル]>[新規作成]>[プロジェクト] の順に選択して、[新しいプロジェクトの作成] ダイアログ ボックスを開きます。
ダイアログの上部で、[言語] を [C++] に、[プラットフォーム] を [Windows] に、[プロジェクト タイプ] を [コンソール] に設定します。
フィルター処理されたプロジェクト タイプの一覧から、 [コンソール アプリ] を選択して、 [次へ] を選択します。 次のページで、プロジェクトの名前を入力し、必要な場合はプロジェクトの場所を指定します。
[作成] ボタンをクリックしてプロジェクトを作成します。
Visual Studio 2017 で C++ プロジェクトを作成するには
[ファイル] メニューの [新規作成] を指し、[プロジェクト] をクリックして、プロジェクトを作成します。
[Visual C++] プロジェクトの種類ペインで、[Windows デスクトップ] をクリックし、[Windows コンソール アプリケーション] をクリックします。
プロジェクトの名前を入力します。 既定では、プロジェクトを含むソリューションはプロジェクトと同じ名前になりますが、別の名前を入力してもかまいません。 プロジェクトの場所として別の場所を入力することもできます。
[OK] をクリックしてプロジェクトを作成します。
Visual Studio 2015 で C++ プロジェクトを作成するには
[ファイル] メニューの [新規作成] を指し、[プロジェクト] をクリックして、プロジェクトを作成します。
[Visual C++] プロジェクトの種類ペインで、[Windows デスクトップ] をクリックし、[Windows コンソール アプリケーション] をクリックします。
[新しいプロジェクト] ダイアログ ボックスで、[インストール]>[テンプレート]>[Visual C++] の順に展開し、[Win32] を選択します。 中央のウィンドウで [Win32 コンソール アプリケーション]をクリックします。
プロジェクトの名前を入力します。 既定では、プロジェクトを含むソリューションはプロジェクトと同じ名前になりますが、別の名前を入力してもかまいません。 プロジェクトの場所として別の場所を入力することもできます。
[OK] をクリックしてプロジェクトを作成します。
[Win32 アプリケーション ウィザード] を完了します。
[次へ] をクリックし、[コンソール アプリケーション] が選択されていることを確認し、[プリコンパイル済みヘッダー] ボックスをオフにします。
[完了] をクリックします。
新しいソース ファイルを追加する
[ソリューション エクスプローラー] が表示されない場合は、[表示] メニューの [ソリューション エクスプローラー] をクリックします。
次のように、プロジェクトに新しいソース ファイルを追加します。
[ソリューション エクスプローラー] で、[ソース ファイル] フォルダーを右クリックし、[追加] を指して、[新しい項目] をクリックします。
[コード] ノードの [C++ ファイル (.cpp)] をクリックし、ファイル名を入力して、[追加] をクリックします。
[ソリューション エクスプローラー] の [ソース ファイル] フォルダーに .cpp ファイルが表示され、そのファイルが Visual Studio エディターで開かれます。
エディター内のファイルに、C++ 標準ライブラリを使用する有効な C++ プログラムを入力するか、いずれかのサンプル プログラムをコピーしてファイルに貼り付けます。
ファイルを保存します。
[ビルド] メニューの [ソリューションのビルド] をクリックします。
[出力] ウィンドウに、ビルド ログの場所やビルドの状態を示すメッセージなど、コンパイルの進行状況に関する情報が表示されます。
[デバッグ] メニューの [デバッグなしで開始] をクリックします。
サンプル プログラムを使用した場合、コマンド ウィンドウが表示され、コマンドセット内に特定の整数があるかどうかが示されます。
次のステップ
前へ: Visual C++ のコンソール アプリケーション
次へ: チュートリアル: コマンド ラインでのネイティブ C++ プログラムのコンパイル