ctype_base クラス
このクラスは、クラス テンプレート ctype のファセットの基底クラスとして機能します。 個々の文字または範囲全体の文字を分類またはテストするための列挙型を定義するために使用される ctype クラスの基底クラス。
構文
struct ctype_base : public locale::facet
{
enum
{
alnum,
alpha,
cntrl,
digit,
graph,
lower,
print,
punct,
space,
upper,
xdigit
};
typedef short mask;
ctype_base( size_t _Refs = 0 );
~ctype_base();
};
解説
列挙マスクを定義します。 ヘッダー <ctype.h> に宣言されている同様の関数で定義されているように、列挙定数はそれぞれ、文字を分類する別の方法の特徴となっています。 定数は次のとおりです。
space (関数 isspace)
print (関数 isprint)
cntrl (関数 iscntrl)
upper (関数 isupper)
lower (関数 islower)
digit (関数 isdigit)
punct (関数 ispunct)
xdigit (関数 isxdigit)
alpha (関数 isalpha)
alnum (関数 isalnum)
graph (関数 isgraph)
これらの定数のビットごとの OR を使用して、分類の組み合わせを特徴付けることができます。 特に、 alnum == ( alpha | digit ) と graph == ( alnum | punct ) が常に当てはまります。
要件
ヘッダー: <locale>
名前空間: std