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ダイアログ ボックスでのコモン コントロールの使い方

Windows コモン コントロールは、ダイアログ ボックス、フォーム ビュー、レコード ビュー、およびダイアログ テンプレートに基づくその他のウィンドウで使用できます。 次の手順は、若干変更することでフォームにも使用できます。

プロシージャ

コモン コントロールをダイアログ ボックスで使用するには

  1. ダイアログ エディターを使用して、ダイアログ テンプレートにコントロールを配置します。

  2. コントロールを表すメンバー変数をダイアログ クラスに追加します。 [メンバー変数の追加] ダイアログボックスで、[コントロール変数] チェックボックスをオンにして、[カテゴリ] に対して [コントロール] が選択されていることを確認します。

  3. このコモン コントロールがプログラムに入力を提供している場合は、ダイアログ クラスで追加のメンバー変数を宣言して、これらの入力値を処理します。

    Note

    これらのメンバー変数は、クラス ビューのコンテキスト メニューを使用して追加できます (「メンバー変数を追加する」を参照してください)。

  4. ダイアログ クラスの OnInitDialog で、コモン コントロールの初期条件を設定します。 前の手順で作成したメンバー変数を使用して、メンバー関数で初期値とその他の設定を設定します。 設定の詳細については、次のコントロールの説明を参照してください。

    ダイアログ ボックスでコントロールを初期化するには、ダイアログ データ エクスチェンジ (DDX) を使用することもできます。

  5. ダイアログ ボックスのコントロールのハンドラーで、メンバー変数を使用してコントロールを操作します。 方法の詳細については、次のコントロールの説明を参照してください。

    Note

    メンバー変数の存続期間は、ダイアログ ボックス自体が存在する間のみです。 ダイアログ ボックスを閉じた後に、コントロールに対して入力値のクエリを実行することはできません。 コモン コントロールからの入力値を操作するには、ダイアログ クラスで OnOK をオーバーライドします。 オーバーライドで、コントロールに対して入力値のクエリを実行し、それらの値をダイアログ クラスのメンバー変数に保存します。

    Note

    ダイアログ データ エクスチェンジは、ダイアログ ボックス内のコントロールの値を設定または取得するには使用することもできます。

解説

ダイアログ ボックスにコモン コントロールがいくつか追加されると、ダイアログ ボックスが機能しなくなります。 この場合の対処法の詳細については、「コントロールを追加してもダイアログ ボックスに表示されない」を参照してください。

実行する操作

関連項目

コントロールの作成方法と使い方
コントロール