ホット キー コントロールの使い方
ホット キー コントロールの一般的な使用パターンを以下に示します。
コントロールが作成されます。 コントロールは、ダイアログ ボックス テンプレートで指定されている場合は、ダイアログ ボックスの作成時に自動的に作成されます (〘〘ホット キー コントロールに対応するダイアログ クラスの CHotKeyCtrl メンバー。または、Create メンバー関数を使用して、任意のウィンドウの子ウィンドウとしてコントロールを作成することもできます。
コントロールの既定値を設定する場合は、SetHotKey メンバー関数を呼び出します。 特定のシフト状態を禁止する場合は、SetRules を呼び出します。 ダイアログ ボックス内のコントロールの場合は、ダイアログ ボックスの OnInitDialog 関数内でこれを行うのが適切です。
ユーザーは、ホット キー コントロールにフォーカスがあるときにホット キーの組み合わせを押すことで、コントロールを操作します。 次に、ユーザーは、このタスクが完了したことを、たとえばダイアログ ボックス内のボタンをクリックするなどの操作で示します。
ユーザーがホット キーを選択したことがプログラムに通知されたら、メンバー関数 GetHotKey を使用して、ホット キー コントロールから仮想キーおよびシフト状態値を取得する必要があります。
ユーザーが選択したキーがわかったら、「ホット キーの設定」で説明されている方法のいずれかを使用してホット キーを設定できます。
ホット キー コントロールがダイアログ ボックス内にある場合、コントロールと
CHotKeyCtrl
オブジェクトは自動的に破棄されます。 それ以外の場合は、コントロールとCHotKeyCtrl
オブジェクトの両方が適切に破棄されることを確認する必要があります。