ツリー コントロールの項目位置
項目の初期位置は、InsertItem
メンバー関数を使用することによって、項目がツリー コントロール (CTreeCtrl) に追加されたときに設定されます。 メンバー関数の呼び出しでは、親項目のハンドルと、新しい項目の挿入後の項目のハンドルを指定します。 2 つ目のハンドルは、指定された親の子項目か、TVI_FIRST
、TVI_LAST
、または TVI_SORT
のいずれかの値かを識別する必要があります。
TVI_FIRST
または TVI_LAST
が指定された場合、ツリー コントロールは、指定された親項目の子項目の一覧の先頭または末尾に新しい項目を配置します。 TVI_SORT
が指定された場合、ツリー コントロールは、項目ラベルのテキストに基づいて、子項目の一覧に新しい項目をアルファベット順に挿入します。
SortChildren メンバー関数を呼び出すことによって、親項目の子項目の一覧をアルファベット順に配置できます。 この関数には、指定された親項目から降順に並んでいる子項目のすべてのレベルをアルファベット順に並べ替えるかどうかを指定するパラメーターが含まれています。
SortChildrenCB メンバー関数を使用すると、定義した条件に基づいて子項目を並べ替えることができます。 この関数を呼び出すときに、2 つの子項目の相対順序を決定する必要がある場合にツリー コントロールから呼び出すことが可能なアプリケーション定義のコールバック関数を指定します。 このコールバック関数は、比較する項目の 2 つの 32 ビット アプリケーション定義値と、SortChildrenCB
の呼び出し時に指定された 3 つ目の 32 ビット値を受け取ります。