リスト コントロール スタイルの変更
リスト コントロール (CListCtrl) のウィンドウ スタイルは、作成後いつでも変更できます。 ウィンドウのスタイルを変更することで、コントロールが使用するビューの種類を変更できます。 たとえば、Explorer をエミュレートするために、コントロールを異なるビュー (アイコン ビュー、リスト ビューなど) に切り替えるためのメニュー項目またはツールバー ボタンを指定できます。
たとえば、ユーザーがメニュー項目を選択したときに、GetWindowLong を呼び出して、コントロールの現在のスタイルを取得し、SetWindowLong を呼び出してスタイルをリセットすることができます。 詳細については、Windows SDK で「リスト ビュー コントロールの使用」を参照してください。
使用可能なスタイルは、「作成」に一覧表示されています。 LVS_ICON、LVS_SMALLICON、LVS_LIST、および LVS_REPORT スタイルは、4 つのリスト コントロール ビューを指定します。
拡張スタイル
リスト コントロールの標準スタイルに加えて、拡張スタイルと呼ばれる別のセットもあります。 Windows SDK の「拡張リスト ビュー スタイル」で説明されているこれらのスタイルには、リスト コントロールの動作をカスタマイズするための便利な機能がいくつか用意されています。 特定のスタイルの動作 (ホバーの選択など) を実装するには、必要なスタイルを渡して、CListCtrl::SetExtendedStyle への呼び出しを行います。 関数呼び出しの例を次に示します。
m_ListCtrl.SetExtendedStyle(LVS_EX_TRACKSELECT | LVS_EX_ONECLICKACTIVATE);
Note
ホバー選択を機能させるには、LVS_EX_ONECLICKACTIVATE または LVS_EX_TWOCLICKACTIVATE のいずれかを有効にしておく必要があります。