コントロールへの項目の追加
リスト コントロール (CListCtrl) に項目を追加するには、利用できる情報に応じて、InsertItem メンバー関数のいくつかあるバージョンのいずれかを呼び出します。 あるバージョンは、開発者が用意した LVITEM 構造体を受け取ります。 LVITEM 構造体には多数のメンバーが含まれているため、リスト コントロール項目の属性をより細かく制御することができます。
LVITEM 構造体のメンバーのうち、(レポート ビューに関して) 重要なメンバーは iItem と iSubItem の 2 つです。 iItem メンバーは、構造体が参照する項目の 0 から始まるインデックスです。iSubItem メンバーは、サブ項目の 1 から始まるインデックスですが、項目に関する情報を構造体が保持している場合は 0 になります。 この 2 つのメンバーについて、リスト コントロールがレポート ビューになっているときに表示されるサブ項目情報の型と値を項目ごとに指定してください。 詳細については、「CListCtrl::SetItem」を参照してください。
その他のメンバーでは、項目のテキスト、アイコン、状態、項目データを指定します。 "項目データ" は、リスト ビューの項目に関連してアプリケーションが定義する値です。 LVITEM 構造体の詳細については、「CListCtrl::GetItem」を参照してください。
InsertItem には、個別の値を受け取るバージョンもあります。これらの値は LVITEM 構造体のメンバーと対応しているため、サポートしたいメンバーだけを初期化することが可能です。 一般に、リスト アイテムのストレージはリスト コントロールが管理しますが、一部の情報については、開発者が "コールバック項目" を使用してアプリケーションに保存できます。詳細については、このトピックの「コールバック項目とコールバック マスク」および Windows SDK のコールバック項目とコールバック マスクに関するページを参照してください。
詳細については、リストビューの項目とサブ項目の追加に関するページを参照してください。