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方法: ネイティブ コンパイルでオーバーライド指定子を宣言する (C++/CLI)

sealedabstractoverride は、/ZW/clr も使用されないコンパイルで使用できます。

Note

ISO C++ 11 標準言語には、override 識別子と final 識別子があり、両方とも Visual Studio でサポートされています。ネイティブのみでコンパイルされるコードでは、sealed の代わりに final を使用してください。

例: sealed が有効

説明

次の例は、ネイティブ コンパイルで sealed が有効であることを示します。

コード

// sealed_native_keyword.cpp
#include <stdio.h>
__interface I1 {
   virtual void f();
   virtual void g();
};

class X : public I1 {
public:
   virtual void g() sealed {}
};

class Y : public X {
public:

   // the following override generates a compiler error
   virtual void g() {}   // C3248 X::g is sealed!
};

例: override が有効

説明

次の例は、ネイティブ コンパイルで override が有効であることを示します。

コード

// override_native_keyword.cpp
#include <stdio.h>
__interface I1 {
   virtual void f();
};

class X : public I1 {
public:
   virtual void f() override {}   // OK
   virtual void g() override {}   // C3668 I1::g does not exist
};

例: abstract が有効

説明

次の例は、ネイティブ コンパイルで abstract が有効であることを示します。

コード

// abstract_native_keyword.cpp
class X abstract {};

int main() {
   X * MyX = new X;   // C3622 cannot instantiate abstract class
}

関連項目

オーバーライド指定子