_get_timezone
協定世界時刻 (UTC) と現地時刻の秒単位の差を取得します。
構文
error_t _get_timezone(
long* seconds
);
パラメーター
seconds
UTC と現地時刻の秒単位の差。
戻り値
正常終了した場合は 0、エラーが発生した場合は errno
値。
解説
_get_timezone
関数は、UTC と現地時刻の秒単位の差を表す整数を取得します。 既定値は、太平洋標準時 (UTC から 8 時間遅れ) を表す 28,800 秒です。 既定値が必要ない場合は、最初に_tzset呼び出してタイムゾーンを初期化します。
seconds
が NULL
の場合は、「パラメーターの検証」で説明されているように、無効なパラメーター ハンドラーが呼び出されます。 実行の継続が許可された場合、この関数は errno
を EINVAL
に設定し、EINVAL
を返します。
既定では、この関数のグローバル状態の適用対象は、アプリケーションになります。 この動作を変更するには、「CRT でのグローバル状態」を参照してください。
要件
ルーチンによって返される値 | 必須ヘッダー |
---|---|
_get_timezone |
<time.h> |
詳細については、「互換性」をご覧ください。
関連項目
時間管理
errno
、_doserrno
、_sys_errlist
、および _sys_nerr
_get_daylight
_get_dstbias
_get_tzname