cbrt
、 cbrtf
、 cbrtl
立方根を計算します。
構文
double cbrt(
double x
);
float cbrt(
float x
); // C++ only
long double cbrt(
long double x
); // C++ only
float cbrtf(
float x
);
long double cbrtl(
long double x
);
#define cbrt(X) // Requires C11 or higher
パラメーター
x
浮動小数点値
戻り値
cbrt
関数は、x
の立方根を返します。
入力 | SEH 例外 | _matherr 例外 |
---|---|---|
± INF、QNaN、IND | なし | なし |
解説
C++ ではオーバーロードが可能であるため、cbrt
または float
型を受け取る long double
のオーバーロードを呼び出すことができます。 C プログラムでは、 <tgmath.h> マクロを使用してこの関数を呼び出さない限り、 cbrt
は常に double
を受け取って返します。
<tgmath.h>cbrt()
マクロを使用する場合は、引数の型によって、この関数のどのバージョンが選択されるかが決定されます。 詳細については、「ジェネリック型数値演算」を参照してください。
既定では、この関数のグローバル状態の適用対象は、アプリケーションになります。 この動作を変更するには、「CRT でのグローバル状態」を参照してください。
要件
機能 | C ヘッダー | C++ ヘッダー |
---|---|---|
cbrt 、 cbrtf 、 cbrtl |
<math.h> | <cmath> |
cbrt マクロ |
<tgmath.h> |
互換性の詳細については、「 Compatibility」を参照してください。
例
// crt_cbrt.c
// Compile using: cl /W4 crt_cbrt.c
// This program calculates a cube root.
#include <math.h>
#include <stdio.h>
int main( void )
{
double question = -64.64;
double answer;
answer = cbrt(question);
printf("The cube root of %.2f is %.6f\n", question, answer);
}
The cube root of -64.64 is -4.013289
関連項目
数値演算と浮動小数点のサポート
exp
、 expf
、 expl
log
、 logf
、 log10
、 log10f
pow
、 powf
、 powl