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/SWAPRUN (リンカー出力をスワップ ファイルに読み込む)

/SWAPRUN:{NET|CD}

解説

/SWAPRUN オプションは、まずスワップ ファイルにリンカー出力をコピーして、そこからイメージを実行するようオペレーティング システムを設定します。 これは Windows NT 4.0 (以降) の機能です。

NET が指定されている場合、オペレーティング システムはまずネットワークからバイナリ イメージをスワップ ファイルにコピーし、そこから読み込みを行います。 このオプションは、ネットワーク経由でアプリケーションを実行する場合に便利です。 CD が指定されている場合、オペレーティング システムはリムーバブル ディスク上のイメージをページ ファイルにコピーし、それを読み込みます。

Visual Studio 開発環境でこのリンカー オプションを設定するには

  1. プロジェクトの [プロパティ ページ] ダイアログ ボックスを開きます。 詳細については、Visual Studio での C++ コンパイラとビルド プロパティの設定に関する記事を参照してください。

  2. [構成プロパティ]>[リンカー]>[システム] プロパティ ページを選択します。

  3. 次のいずれかのプロパティを変更します。

    • CD からスワップ実行

    • ネットワークからスワップ実行

このリンカーをコードから設定するには

  1. SwapRunFromCD プロパティおよび SwapRunFromNet プロパティを参照してください。

関連項目

MSVC リンカーのリファレンス
MSVC リンカー オプション