/STUB (MS-DOS スタブファイル名)

/STUB:filename

引数

filename
MS-DOS アプリケーション。

/STUB オプションは、MS-DOS スタブプログラムを Win32 プログラムにアタッチします。

スタブプログラムは、ファイルが MS-DOS で実行された場合に呼び出されます。通常は、適切なメッセージが表示されます。ただし、任意の有効な MS-DOS アプリケーションをスタブプログラムにすることもできます。

コマンドラインで、コロン (:) の後にスタブプログラムのファイル名を指定します。リンカーはファイル名を確認し、ファイルが実行可能ファイルでない場合はエラーメッセージを発行します。プログラムは .exe ファイルである必要があります。.com ファイルはスタブプログラム用としては無効です。

このオプションが使用されていない場合、リンカーは、次のメッセージを発行する既定のスタブプログラムをアタッチします。

This program cannot be run in MS-DOS mode.

仮想デバイスドライバーをビルドする場合、filename には、既定のヘッダーではなく VXD で使用される、(WINNT で定義されている) IMAGE_DOS_HEADER 構造体を含むファイル名を指定できます。

プロジェクトの [プロパティページ] ダイアログボックスを開きます。詳細については、Visual Studio での C++ コンパイラとビルドプロパティの設定に関する記事を参照してください。
[構成プロパティ]>[リンカー]>[コマンドライン] プロパティページを選択します。
[追加のオプション] ボックスにオプションを入力します。