/jumptablerdata ( .rdata
にスイッチ ケースジャンプ テーブルを配置)
生成されたスイッチ ケース ジャンプ テーブルを、.text
セクションのコードと一緒に置くのではなく、.rdata
セクションに配置します。
構文
/jumptablerdata
解説
switch case ステートメント用に生成されたジャンプ テーブルを .rdata
セクションに配置すると、ジャンプ テーブルが命令キャッシュ (iCache) とデータ キャッシュ (dCache) の両方に読み込まれなくなり、パフォーマンスが向上する可能性があります。 .rdata
セクションは、const 初期化データが格納される場所です。
重要
このフラグは x64 コードにのみ適用されます。 このフラグは Visual Studio 17.7 で導入されました。
Visual Studio 開発環境でこのコンパイラ オプションを設定するには
プロジェクトの [プロパティ ページ] ダイアログ ボックスを開きます。 詳細については、Visual Studio での C++ コンパイラとビルド プロパティの設定に関する記事を参照してください。
[構成プロパティ]>[C/C++]>[コマンド ライン] プロパティ ページを選択します。
/jumptablerdata
が含まれるように [追加のオプション] プロパティを変更し、[OK] を選択します。
このコンパイラ オプションをコードから設定するには
- 以下を参照してください。AdditionalOptions