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/INCLUDE (シンボルの明示的な参照)

/INCLUDE:symbol

パラメーター

記号
シンボル テーブルに追加するシンボルを指定します。

解説

/INCLUDE オプションは、指定されたシンボルをシンボル テーブルに追加するようリンカーを設定します。

複数のシンボルを指定するには、シンボル名の間にコンマ (,)、セミコロン (;)、またはスペースを入力します。 コマンド ラインでは、シンボルごとに /INCLUDE:symbol を 1 回指定します。

リンカーにより、シンボル定義を含むオブジェクトをプログラムに追加することで、symbol が解決されます。 この機能は、他の方法ではプログラムにリンクされないライブラリ オブジェクトを含める場合に便利です。

このオプションでシンボルを指定すると、/OPT:REF によるそのシンボルの削除がオーバーライドされます。

Visual Studio 開発環境でこのリンカー オプションを設定するには

  1. プロジェクトの [プロパティ ページ] ダイアログ ボックスを開きます。 詳細については、Visual Studio での C++ コンパイラとビルド プロパティの設定に関する記事を参照してください。

  2. [構成プロパティ]>[リンカー]>[入力] プロパティ ページを選択します。

  3. [シンボル参照の強制] プロパティを変更します。

このリンカーをコードから設定するには

関連項目

MSVC リンカーのリファレンス
MSVC リンカー オプション