IDocHostUIHandlerDispatch インターフェイス
Microsoft HTML 解析およびレンダリング エンジンのインターフェイス。
重要
このクラスとそのメンバーは、Windows ランタイムで実行するアプリケーションで使用することはできません。
構文
interface IDocHostUIHandlerDispatch : IDispatch
メンバー
パブリック メソッド
Note
次の表に含まれるリンクは、IDocUIHostHandler インターフェイスのメンバーに関する INet SDK リファレンス トピックのリンクです。 IDocHostUIHandlerDispatch
の機能は IDocUIHostHandler
と同じですが、IDocHostUIHandlerDispatch
がディスパッチインターフェイスであり、IDocUIHostHandler
がカスタム インターフェイスであるという点で異なります。
名前 | 説明 |
---|---|
EnableModeless | IOleInPlaceActiveObject::EnableModeless の MSHTML 実装から呼び出されます。 MSHTML でモーダル UI を表示するときにも呼び出されます。 |
FilterDataObject | MSHTML によってホスト上で呼び出され、MSHTML のデータ オブジェクトを置換することをホストに許可します。 |
GetDropTarget | ドロップ ターゲットとして使用されるときに MSHTML によって呼び出され、代替 IDropTarget を提供することをホストに許可します。 |
GetExternal | MSHTML によって呼び出され、ホストの IDispatch インターフェイスを取得します。 |
GetHostInfo | MSHTML ホストの UI 機能を取得します。 |
GetOptionKeyPath | MSHTML によってユーザーの優先設定が格納されるレジストリのキーを返します。 |
HideUI | MSHTML によってそのメニューとツールバーが削除されるときに呼び出されます。 |
OnDocWindowActivate | IOleInPlaceActiveObject::OnDocWindowActivate の MSHTML 実装から呼び出されます。 |
OnFrameWindowActivate | IOleInPlaceActiveObject::OnFrameWindowActivate の MSHTML 実装から呼び出されます。 |
ResizeBorder | IOleInPlaceActiveObject::ResizeBorder の MSHTML 実装から呼び出されます。 |
ShowContextMenu | MSHTML から呼び出され、コンテキスト メニューを表示します。 |
ShowUI | MSHTML のメニューとツールバーを置換することをホストに許可します。 |
TranslateAccelerator | IOleInPlaceActiveObject::TranslateAccelerator または IOleControlSite::TranslateAccelerator が呼び出されるとき、MSHTML によって呼び出されます。 |
TranslateUrl | MSHTML によって呼び出され、読み込まれる URL を変更する機会をホストに許可します。 |
UpdateUI | コマンドの状態が変化したことをホストに通知します。 |
解説
ホストは、このインターフェイスを実装することで、Microsoft HTML 解析およびレンダリング エンジン (MSHTML) によって使用されるメニュー、ツールバー、コンテキスト メニューを置換できます。
要件
以下に示すように、このインターフェイスの定義は、IDL または C++ として使用できます。
定義の種類 | ファイル |
---|---|
IDL | ATLIFace.idl |
C++ | ATLIFace.h (ATLBase.h にも含まれます) |