ATL OLE DB コンシューマーの追加
ATL OLE DB コンシューマー ウィザードは、Visual Studio 2019 以降では使用できません。 ただし、この機能を手動で追加することは可能です。 詳細については、「ウィザードを使用しないコンシューマーの作成」を参照してください。
このウィザードを使用して、ATL OLE DB コンシューマーをプロジェクトに追加します。 ATL OLE DB コンシューマーは、OLE DB アクセサー クラスとデータ ソースにアクセスするために必要データ バインドで構成されます。 プロジェクトは、ATL COM アプリケーションとして作成されているか、ATL のサポート (ATL OLE DB コンシューマー ウィザードによって自動的に追加されます) を含む MFC または Win32 アプリケーションとして作成されている必要があります。
Note
MFC プロジェクトに OLE DB コンシューマーを追加できます。 これを行った場合は、プロジェクトに必要な COM サポートが ATL OLE DB コンシューマー ウィザードによって追加されます。 これは、MFC プロジェクトの作成時に、[ActiveX コントロール] チェック ボックス (MFC プロジェクト アプリケーション ウィザードの [高度な機能] ページ内) がオンになっていることを前提としています (このチェックボックスは既定でオンになっています)。 このオプションを選択することで、アプリケーションで CoInitialize
と CoUninitialize
が必ず呼び出されます。 MFC プロジェクトの作成時に [ActiveX コントロール] を選択しなかった場合は、メイン コードで CoInitialize
と CoUninitialize
を呼び出す必要があります。
プロジェクトに ATL OLE DB コンシューマーを追加するには
クラス ビューで、プロジェクトを右クリックします。 ショートカット メニューの [追加] をクリックし、[クラスの追加] をクリックします。
Visual C++ フォルダーで [ATL OLE DB コンシューマー] アイコンをダブルクリックするかそれを選択し、[開く] をクリックします。
ATL OLE DB コンシューマー ウィザードが開きます。
「ATL OLE DB コンシューマー ウィザード」の説明に従って設定を定義します。
[完了] をクリックして、ウィザードを終了します。 新しく作成された OLE DB コンシューマー コードがプロジェクトに挿入されます。