接続アーキテクチャ
各コネクタは、アクションとトリガーに分類される一連の操作を提供します。 基盤となるサービスに接続すると、アプリやワークフロー内でこれらの操作を簡単に活用することができます。
アクション
アクションは、ユーザーによって指示された変更です。 たとえば、アクションを使用して SQL データベース内のデータを検索、書き込み、更新、削除します。 すべてのアクションは、Swagger で定義された操作に直接マッピングされます。
トリガー
多くのコネクタは、特定のイベントが発生したときにアプリに通知できるトリガーを提供しています。 たとえば、FTP コネクタには OnUpdatedFile トリガーがあります。 このトリガーをリッスンし、トリガーが起動するたびにアクションを実行するロジック アプリまたはフローのいずれかを構築できます。
トリガーには次の 2 つの種類があります。
ポーリング トリガー: 指定された頻度でサービスを呼び出して、新しいデータをチェックします。 新しいデータが利用可能になると、データを入力としてワークフロー インスタンスを新規に実行します。
プッシュ トリガー: これらのトリガーは、エンドポイントのデータをリッスンし、イベントが発生を待機します。 このイベントが発生すると、ワークフロー インスタンスが新たに実行されます。
注意
Power Apps では、トリガーに対応していません。 アプリでフローを開始する方法を説明します。
アーキテクチャ コンポーネント
アーキテクチャ コンポーネントとその機能は次のとおりです。
- 認証情報とメタデータ ストア: コネクタ メタデータ (スワッガー、接続、ACL など)、および接続に関連付けられた資格情報を格納するサービス。
- コネクタ:
- すべての Swagger とポリシーをホストする Azure APIM (API マネージャー)。 Azure APIM は、コネクタ呼び出しとやり取りするすべての呼び出しのエントリ ポイントであることに加えて、キー、トークン、証明書、その他の資格情報を検証します。
- コネクタ webapps をホストするための App Service Environment。
- ランタイム フロー:
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